従業員持株会はNISA口座の非課税枠で運用可能か?【素朴な疑問を解決します】

ゆたんぽ
こんにちは、ゆたんぽです!
みなさんは、従業員持株会をご存じですか?

企業によっては、この従業員持株会制度を採用しているところがあります。

 

従業員持株会の特徴といえば、給与から自動的に天引きされたり高い奨励金が思いつきますが、せっかく奨励金がもらえるなら非課税で運用して利益を最大限受け取りたいと考える方もいますよね。
そこで今回は、
非課税で運用できる「NISA口座」は従業員持株会で利用可能かを説明していきたいと思います。

従業員持株会はNISA口座で運用可能か?

結論からいえば、従業員持株会はNISA口座で運用することができません

理由としては、従業員持株会で運用する証券会社は、あなたがお勤めの企業であらかじめ決まっており、買い付けた自社株は課税口座で保管されるからです。

例えば、自社株を非課税で運用したいとなると、従業員持株会とは別で新たに証券会社でNISA口座を開設する必要があります。

ちなみに課税口座を現時点で持っていても新たにNISA口座を開設することは可能なので安心してください!

 

NISA口座を開設するなら、

  • 楽天ポイント株取引でもたくさん貯まる、投資初心者でもわかりやすい買い付け画面の楽天証券
  • 夜間取引対応、海外ETFの定期買い付けができるSBI証券

以上の2つが僕のオススメです!

 

自社株を買い付けるときの注意点としては、勤務中に知り得た外部に未公表の情報をもとに売買してしまうと、インサイダー取引とみなされる可能性がありますので十分注意してくださいね。

 

まず、従業員持株会ってどんな仕組み?

従業員が自分の務めている企業の株式を給与や賞与で定期的に購入し運用していく制度です。

あらかじめ申請してしまえば毎月自動で給与天引きされるので、誰でも簡単に自社株の運用ができちゃうんです。

従業員持株会は一般的には、株式の上場や非上場が関係なく様々な企業に普及しています。

そして、従業員持株会の最大の魅力といえば、やはり株式の購入額に応じた奨励金ではないでしょうか。

 

  1. 給与天引きで積み立て可能
  2. 現在多くの企業へ普及している制度
  3. 拠出額に応じた奨励金が魅力的
  4. 企業によて奨励金の割合は違う

 

ぽめこ
高い割合でもらえる「奨励金」が目的で始める人も多いよ!

従業員持株会と社内預金はどちらがお得かをまとめた記事もありますので、気になった方はこちらもチェックしてみてください。

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従業員持株会の最大の魅力は高い奨励金!

従業員持株会の最大の魅力といえばズバリ「奨励金」です。

これを目当てに持株会制度を利用している人も多いと思います。

この奨励金ですが、実は企業によって比率は様々です。

いろいろ調べると、一般的に拠出額に対しての奨励金は5%~20%程になります

多い企業だと30%を超える企業まであるので、メリットとしてはこの奨励金は大きいですね。

実はこれってすごいことなんですよ!

例えば、自社株を買い付けるための拠出額に対して30%の奨励金が付くとしましょう。

毎月給与から5万円を引き落としで積み立てた場合、1回毎に15,000円ものお金が増えていつ計算になります。

僕たちが普通に証券会社で口座を開いてて株を買い付けても奨励金はもらえないですからね。

買い付けた自社株の価値がこれから上がる下がるに関係なく、奨励金が固定でもらえるのはかなり嬉しいですね。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか?
従業員持株会はNISA口座ではなく、課税口座でしか運用することができません
新たに、NISA口座を別で開設する必要があります。
しかし、従業員持株会は高い奨励金も魅力的なので、奨励金の恩恵を受けつつもNISA口座を開設し併用して運用するのがいいですね。
従業員持株会はとNISA口座の運用で資産を増やしていきましょう。
さいごまで読んでいただきありがとうございます!